綿村一彦・石嶋未来(こけむさズ)

高円寺のコワーキングスペース「こけむさズ」の綿村一彦さん、石嶋未来さんにお話を伺いました。
 
 
綿村 一彦 Kazuhiro Watamura
 
1982年3月18日生まれ。東北大学工学部を卒業後、株式会社日本総合研究所に入社。ERPコンサルティングに従事。同社を退職後、自転車でユーラシア大陸を横断。帰国後にIT会社㈱GOTTONを設立し代表取締役に就任。2012年に高円寺でコワーキングスペース「こけむさズ」を共同で主宰。三鷹市在住。facebook
 
 
 
石嶋 未来 Miki Ishijima
 
1982年栃木県日光生まれ。印刷デザインに従事していた2007年、twitterがきっかけでライブドアに入社。ライブドアブログ、ライブドアリーダーなどのサービスに携わった後、2009年に独立しデザイン事務所ウープスデザインを創業。2012年「こけむさズ」を共同主宰。著書に「Illustratorの本(技術評論社)」がある。中野区在住。Facebook twitter
 
 
 
A rolling stone gathers no moss.

長谷川:「こけむさズ」という名前の由来を教えて下さい。
 
石嶋さん:「A rolling stone gathers no moss」ということわざからです。日本語では「転石苔むさず」。綿村が好きな言葉なんです。
転がる石には苔は生えない。意味は二つあるようで、転がり続ける人は常に新しいものを見つけるという意味と、一つのところで落ち着かない人は成果が出ないという意味があるようです。そこも踏まえていい言葉だなと。 あれ、戻ってきたかな?
 
綿村さん:すみません、初めまして!銭湯でひとっ風呂浴びて来ました!綿村です!
 
長谷川:長谷川です。今日はよろしくお願いします。風呂上がり、いいですね!
 
石嶋さん:風呂アガーリですね(笑)この時間の近所の銭湯って混んでるんですよ。いいでしょ、高円寺って。
 
長谷川:いいですねぇ。ちなみに高円寺でコワーキングスペースを始めるきっかけは何だったんですか。

石嶋さん:私が2年くらい前にオフィスを構える時にシェアスペースにするという構想はあったんですが、メンバーが集まらなくて頓挫したんですよ。最近になって綿村さんからそういう話があって。
 
綿村さん:石嶋と初めて会ったのは3ヶ月前くらいなんです。その直前は数ヶ月アメリカで過ごしていてオフィス兼住居を借りていたんですが、アメリカの家って広いじゃないですか。
その広いスペースで通勤時間の無い生活をしたんです。その後、日本に帰って来て、三鷹の自宅から日本橋の事務所まで通っていると、その時間と労力があまりにも無駄なんじゃないかって。
 
長谷川:同感です。満員電車が嫌で、サラリーマン時代から会社のそばに住んでいます。狭くてもいいので歩いて通える部屋を選んで。
 
石嶋さん:私もです。嫌い過ぎてバイクで移動してます。
 
綿村さん:起業した当初から電車通勤に疑問を持っていて。もっと自由な働き方を模索している内に、コワーキングスペースという言葉を知りました。自宅の近くで立ち上げようと思って競合先を調べている内に石嶋と知り合って、一緒にやろうかという話になったんです。 僕が三鷹で、石嶋が中野に住んでいて、それで高円寺という話になりまして。
 

石嶋さん:シェアスペースにしようと思ったのは、ギルドのような集まりになればいいなと。それから、分かり易い肩書きが魅力ですよね。 デザインの仕事をどんな仕事か説明するのは難しいのですが、「こけむさズのイシジマです。デザイナーもしています。」というのは分かりやすい看板になる。後はコワーキングスペースの時流もありますよね。

綿村さん:それにどうせコワーキングするなら自分で主催したほうが楽しいですしね。コワーキングの働き方に対して、あまりに特別な夢を見るから幻滅したりするんであって、自宅で作業するか、事務所を借りる。それ以外に働く場所があってもいいよねという感覚ですね。気に入っているんです。
 
長谷川:なるほど。ちなみにデザインは誰が手掛けたんですか。
 
綿村さん:僕と僕の友達のインテリアデザイナー、石嶋と石嶋の友人の建築家の4人でいろいろ話しながら。
 
石嶋さん:集合知ですね。遊びに来てくれた人に好き勝手に絵を書いてもらったりして。天井を崩すのもイベントにしたりして。みんな手弁当で手伝ってくれたんです。
 
綿村さん:自分の専門以外のプロの仕事って本当に面白いんですよ。
 
石嶋さん:もう少し退廃的にしたいんですけどね。なんかかわいくなり過ぎっちゃって。綿村の内面が出てきているのかも。綿村さんってピンクが好きな男の子?
 
綿村さん:確かにピンク好きかも(笑)
 

ソーシャル・トモダチノ・イエ。

長谷川:「こけむさズ」のコンセプトについて教えて下さい。
 
石嶋さん:ビジネスと起業とコワーキングについて、多分そこは全然意識してないんですよ。アートとかクリエイティブとか、人と繋がるとか、出会いとかみんな言うんですけど、そこだけは無しにしたくて。自己啓発系とか、ビジネスを加速しようみたいな事はやめようと(笑)
 
ダメ人間の話があったじゃないですか(※1) みんな足りないところはあって、それを直さなきゃって考えるんじゃ無くて、だけどここは出来るんでしょ、じゃあオレはキミの出来ないそれをやるよ、と。曖昧にしておきたいんですよ。何も決めない。ここは、個人と組織の境界線も曖昧だし、プライベートなのかビジネスなのか、オンかオフなのかも曖昧だし。 

綿村さん:合コンって成功率が低いですよね。あれって最初の印象だけだからだと思うんです。本当は一緒に過ごす時間が大事なはずなんで、同じ趣味の人同士が集まる方が、例えば登山が趣味の人達が一緒に30回の登山をした、そこで分かり合えて、で恋愛が始まる。その方が余程真っ当だと思うんです。
 
ビジネスもそうだと思っていて、はちきれんばかりの爽やかな笑顔で「私はこういうビジネスをしています」というセールスみたいな出会いからパートナーシップが生まれるのは不自然だと思っていて。
 
石嶋さん:コンパで言えば、オレ医者だぜ、車持ってるぜ、みたいな感じ?
 
綿村さん:そうそう(笑)ただ、本当は同じ空間を共有して、いろいろ話をしたり遊んだりしながら、一ヶ月後くらいに「そういえばどんな仕事してるんですか?」といった始まりだったら、凄くいいなと思うんですよね。
 
石嶋さん:だからここは、「ソーシャルともだちの家」です。コワーキングスペースっていう形があるし、時流があるからそう名乗っているんですけど、多分全然それっぽくなくて。
コワーキングスペース界のトリックスターって名乗ってます(笑)
 
綿村さん:全然話は違うんですけどあの充実したハード類、見ました?ゲームの。PS3あり、ゲームキューブあり、Xboxあり・・・ 
 
石嶋さん:あれ、全部私の趣味なんです。Kinect、やりますか?フルーツ忍者っていうソフトで350点以上を出すとドリンクが一杯無料です。
 
長谷川:マジで!やりましょう!
 
石嶋さん:よし!じゃあ先ずハンモックを下ろすぞ!
 
綿村さん:よし!迅速に動くぞ!藤野、着いて来い!出来る人達ですよ、オレ達!遊びに関しては!
 
 
※1 朝起きたくない、仕事したくない、遊びたいと公言する石嶋さんは自称「ダメ人間」。下記は参考記事。
 
 
高円寺コワーキングスペース こけむさズ HP: http://kokemusazu.com/ 
                           facebook: https://www.facebook.com/kokemusazu
 
 
 

 

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